ポイント
実際に自分が取り扱うブランドの世界観に触れる事も大切です。
直営店に実際に足を運ぶことで、得られる情報がたくさんあります。
１．国内の直営店へ行ってみよう！
地方に住んでいる方はブランド直営店やセレクトショップが近くにない、という方もいますが
都心部に出向くことがあればぜひとも足を運んで頂きたいです。
YouTubeでもブランド店でお買い物をされている動画がたくさんありますので
ぜひ見てみてください♪
BUYMAを実践しているとパソコンと向き合う作業になりますので
「どんな人が商品を買ってくれるのか」
「誰に自分は購入して頂きたいのか」
をどんどん忘れてしまい、
売れないと「値段をとりあえず下げる」という行動についつい走ってしまいます。
「戦略的に」値下げを行う事はありますが、
「売れないから値段を下げよう」という安易な考えに走らないように気をつけてくださいね。
それ以外の選択肢もある、というのを忘れないで欲しいのです。
そのためには、
ブランド直営店で商品を買う人が
どんな人なのか、というのを知ることがとても大事です。
安くなくてもいいから
ブランド直営店に足を運んで商品を買う人、
つまり
「安さ」を求めない人ってどんな人でしょうか？
CHANELのバッグをドン・キホーテで買う人と
CHANELのバッグを直営店で買う人は、見た目から違ってきますよね。
潜在的に「求めているもの」も違うのです。
直営店にあって
ドン・キホーテにはないもの。
なぜ、価格.comや楽天ショッピングなどで
値段の安いものを調べずにわざわざ直営店に足を運ぶのか。
これは実際にご自身で直営店に
足を運んでみて接客を体感したり、
店内の雰囲気、そしてどんなお客さんが商品を購入しているのかを見ることでヒントが得られます。
以前、銀座のDiorに行った時は
いかにも「芸能人」というオーラをまとった方が、
全身ブランド服の3歳程のお子様と一緒に
奥のソファーに座ってVIP待遇を受けている
姿を見て衝撃を受けたことがあります。
これがVIPか！！！と（笑）
ブランド直営店で体感できる「特別感」や
ブランドが創り出す「世界観」というのを
味わって頂きたいです。
そしてお店でしか得れない価値を
体感してみるという意味では、商品を購入してみることですね。
どういう接客をしてくれるのか、
どういう心遣いがあるのか、
それを空間レベルから味わってみて欲しいです。
そしてセレクトショップでは得れない
直営店の紙袋、箱も高級感を増す効果があります。
ブランド品を敷居の高い
お店で購入したという「特別感」が得れるのです。
日本人特有ではありますが
パッケージに弱いという心理も働いています。
箱とかショッパー（紙袋）があることに日本人は価値を感じます。
海外のオンラインショップの人曰く、
商品が届いた時に
「箱が無い！」
と怒るのは日本人だけだそうです。
海外の人にとっては
箱は商品じゃないだろ！
というノリなんですよ。
そしてヤフオクやメルカリを見たら顕著なのですが
ブランドのショッパーだけ、もしくは空箱だけ販売して
売っている人もいますよね。
国内買付で仕入れる方は、ショッパーが溜まってきたら
ヤフオクやメルカリでそれらを売って利益を得るということも可能です。
なんでショッパーだけで利益が取れるのかと言うと、
ブランド自体の価値に加えて、
直営店で買うという体験で手に入れることができる
ショッパーも「特別」なのです。
直営店でお買い物をするという「体験」にも
価値を感じているわけですね。
どんな人が商品を購入するのか、を知るのも大事ですが、
自分自身で特別感を味わってみると、
高値でも購入するというお客さんの気持ちがより理解できますよ。
